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第1回 渡辺文雄さん(上田創造館前館長)

―特に「宇宙かわら版」は非常にタイムリーであり、簡潔にまとまっているため、そのままプリントして掲示できるのは、とても嬉しいです。

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渡辺文雄さん。「京大飛騨天文台65cm屈折望遠鏡」の赤道儀の前で。

私たちの施設(上田創造館)は、地域のコミユニティー育成、体育施設、小規模ホール等を併設した施設の一部(3階、4階)が地域の(児童科学館)と指定された施設です。

科学館としては26年前のオープンから、小中学校の児童生徒の理科学習支援施設としての活動に終始していました。しかしながら、ここ十年程は児童生徒の理科離れ、数学離れ等が議論される社会情勢に対応し、児童生徒の科学の芽生えを支援しようという活動に取り組んでいます。

さて、本論の「Space i」の利用についてですが、まだまだ暗中模索的な部分が多いと思っておりますが、その概要について報告します。当館は、地域の児童科学館とは言っても、図書館・視聴覚室・科学実験室・パソコン室以外では、プラネタリウムと天体観測室を備えただけの施設ですから、日常的に来館者が利用、観覧できる施設とは趣が異なります。したがって身近なところでは、プラネタリウム、天体観測室を中心とする、宇宙・天文分野を切り口に、科学に興味関心を持って頂く様な活動がどうしてもメインになります。 その一環としての「宇宙開発情報」は非常に有効だと考えています。

特に「宇宙かわら版」は非常にタイムリーであり、簡潔にまとまっているため、そのままプリントして掲示できるのは、とても嬉しいです。昨年度からPaonetと称する初期には国立天文台が関与して立ち上げた、天文宇宙関係の画像データベース運用団体も、「宇宙かわら版」の様なポスター形式のニュースを出し始めました。これも発端は、Paonet参加者の利便性を図ろう!と始めたものです。

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テーマに沿って掲示されたポスターや資料。「宇宙かわら版」もあります。

一昨年の「はやぶさ」の地球帰還以降は、その初期の「はやぶさ」人気から、最近は「はやぶさ」以外にも広い範囲の宇宙開発に多くの方々の興味関心が広まって来ていると感じられます。

しかしながら、私達の様な小規模の施設では、職員数も極めて脆弱な体制で、その情報収集のみでも結構なマンパワーが必要なため、Space iのそのまま利用できる情報提供に非常に感謝しています。利用の一例として当館の例では、毎月全てのデータを利用している訳ではありません。まず動画データは現在プラネタリウム投影前の、お客様が入られてから、投影開始迄のあき時間に上映しています。また印刷用データは、展示スペースもそれ程広くありませんので、適宜選択して印刷・展示にまわしています。

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プラネタリウムでは、Space iの映像「JAXAクラブ動画ニュース」を上映しています。

しかし先に展示していたものでも、継続展示したいもの等も多く、逆に頭を痛める部分もあり、その辺りの選択が、学芸員としてのセンスの見せどころかもしれません。 もっと効果的な利用方法が有るのかもしれませんが、私達がお送り頂いた情報をどんな使い方をしているのか? 現状の実態についてご報告する次第です。

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